当院における中咽頭側壁癌の臨床的検討

書誌事項

タイトル別名
  • Clinical analysis of lateral wall oropharyngeal carcinoma-A retrospective study of 32 cases

この論文をさがす

抄録

当院での中咽頭側壁癌一次治療32例をretrospectiveに検討した。粗生存率は5年で50%,疾患特異的生存率は5年で62%であった。原発巣頸部制御率は5年で57%,救済分を含めると62%であった。上咽頭/喉頭進展の原発巣進行症例は制御困難であった。局所単発再発であれば救済の機会があるが,原発巣頸部同時再発および頸部多発再発の場合は困難であった。今後も症例により制御率の高い治療法を検討する必要がある。

収録刊行物

  • 頭頸部癌

    頭頸部癌 34 (4), 526-529, 2008

    日本頭頸部癌学会

被引用文献 (2)*注記

もっと見る

参考文献 (11)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ