Comparison of the nutritional transition date distributions of marbled sole larvae and juveniles in Hakodate Bay, Hokkaido
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抄録
マコガレイ仔魚の生残過程を調べるため、耳石日周輪解析を行い、内部栄養から外部栄養への転換日分布(以下:NTDD)を仔魚と稚魚との間で比較した。2001~2002年では、仔魚と稚魚のNTDDの範囲はおおむね重複していた。一方、2003年では3月17日以前に栄養転換した個体が4月以降のNTDDから消失していた。2003年には3月下旬に沿岸親潮が函館湾内へ流入し、湾内の水温が著しく低下した。この著しい低水温により3月17日以前に栄養転換した仔魚のほとんどが死亡した可能性が示唆された。
収録刊行物
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- Fisheries Science
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Fisheries Science 75 (3), 619-628, 2009-05
Springer Japan
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050845763931032064
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- NII論文ID
- 10024970877
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- NII書誌ID
- AA10993718
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- HANDLE
- 2115/38480
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- ISSN
- 09199268
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- 本文言語コード
- en
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles