乳牛の顆粒膜細胞腫罹患卵巣摘出後に妊娠した2症例

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タイトル別名
  • Two Cases of Pregnant Holsteins after Removal of Ovarian Granulosa Cell Tumors
  • ニュウギュウ ノ カリュウマク サイボウシュ リカン ランソウ テキシュツゴ ニ ニンシンシタ 2 ショウレイ

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抄録

ホルスタイン種未経産牛と経産牛 (3産) 各1例において, 超音波検査により大小多数の嚢胞状構造を示す肥大した卵巣が1側性に観察された. 顆粒膜細胞腫を疑い, 罹患卵巣の摘出を行って病理組織学的に検査し, 顆粒膜細胞腫と診断した. それらの牛について罹患卵巣の摘出後, 残存する反対側卵巣の動態を観察し, それぞれ11日, 37日に回帰した発情徴候発現時に人工授精 (AI) を行ったが受胎しなかった. しかし, その後21日に発現した第2回発情徴候発現時のAIで両症例とも受胎した.

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参考文献 (12)*注記

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