四国山間地の傾斜地におけるマイクロ風車の発電性能 Performance of a Micro-Wind Power Generator Located on a Slope in the Mountainous Area of Shikoku

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著者

    • 柴田 昇平 SHIBATA Shohei
    • 近畿中国四国農業研究センター Shikoku Research Center, National Agricultural Research Center for Western Region

抄録

四国山間地の斜面上における自然エネルギーの潜在的な量を評価するため、現地調査を実施した。2005年9月から2006年7月の期間、現地の斜面上で観測を実施し、マイクロ風車による実際の発電量と斜面風の風況との関係を明らかにした。観測期間を通しての平均的な日発電量は、平均的な水平風速2.43m/sに対して、199Whであった。この出力に関する結果は、実際的な利用場面を想定すると、満足できない結果であった。現段階では、産業的利用という観点から見ると、マイクロ風車は、発展途上にあり、まだなお、いくつかの解決すべき課題が残されているといえる。斜面上では、斜面上昇風と斜面下降風の間に発電量の違いがあることが明らかとなった。同じ平均風速の場合、斜面下降風で発電量が大きくなる現象は、風速の時間的変動が、斜面上昇風に比べ、大きくなることが原因と考えられた。すなわち、マイクロ風車の風への追従性はかなり高く、理論的に風力エネルギーは、風速の3乗に比例することから、斜面下降風時には、風速の比較的大きな時間的変動により、風速が大きくなる回数が増加するため、発電量が大きくなると考えられる。

収録刊行物

  • 農業気象

    農業気象 65(1), 11-17, 2009-03-10

    養賢堂

参考文献:  6件中 1-6件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10025613926
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00200732
  • 本文言語コード
    ENG
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    00218588
  • NDL 記事登録ID
    10232768
  • NDL 請求記号
    Z18-388
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  IR 
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