小農家計に占める有機農業の影響 : バングラデシュの事例研究
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- サーカー アサドゥザーマン
- 鳥取大学大学院連合農学研究科
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- 糸原 義人
- 山口大学農学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Impact of Organic Farming on Household Income of the Smallholders : A Case Study from Bangladesh
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抄録
本研究目的は、有機農業がバングラデシュの小農の家計を改善するか否かを検証することにある。調査は3つの地域で行い、400戸の有機農家からNGO(90戸)、非-NGO(60戸)の有機農家をランダムに150戸抽出し、アンケートを行った。結果は、どのグループの有機農家も収入のほぼ40%を有機農業から得ている。ステップワイス回帰分析によれば、有機農業が有機農家の家計に占める割合の強さは、他の収入源である送金、畜産、慣行農業、水産業等に比べて自由度調整済み決定係数97.4%のうちの42.8%を占めており、有機農業が農家家計の改善に大きな比重を占めている様子が窺われる。また、有機農家の所得改善には土地面積、有機農業の継続年限、訓練、市場へのアクセスが意味を持つが、NGOの有機農家では特に有機農業の継続期間が、非-NGO農家の場合には土地面積の広狭が所得改善に大きな意味をもっている様子が示された。
収録刊行物
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- 農林業問題研究
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農林業問題研究 45 (2), 237-242, 2009-09-25
富民協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570009751082742016
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- NII論文ID
- 10026064577
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- NII書誌ID
- AN00202829
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- ISSN
- 03888525
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- CiNii Articles