肝腫瘍と鑑別を要した横隔膜神経鞘腫の1例

• 助川 隆士

  市立旭川病院消化器病センター

• 松本 昭範

  市立旭川病院消化器病センター

• 鈴木 聡

  市立旭川病院消化器病センター

• 富永 素矢

  市立旭川病院消化器病センター

• 小泉 一也

  市立旭川病院消化器病センター

• 菊地 陽子

  市立旭川病院消化器病センター

• 小澤 賢一郎

  市立旭川病院消化器病センター

• 千葉 篤

  市立旭川病院消化器病センター

• 垂石 正樹

  市立旭川病院消化器病センター

• 花輪 真

  市立旭川病院放射線科

• 斉藤 裕輔

  市立旭川病院消化器病センター

書誌事項

タイトル別名

• Primary diaphragmatic schwannoma which needed to be distinguished from a liver tumor

抄録

55歳の女性，横隔膜直下の肝S4腹側に腫瘤を指摘され受診．CTでは33 mmの被膜を持つ類円形の腫瘤で，MRI，T2強調像で辺縁より同心円状に高，低，高信号を呈し，Gd-DTPA造影T1強調像で辺縁部·中心部は造影されず低信号，内部は造影され高信号を示す三相構造を示した．血管造影にて横隔膜腫瘍と診断し，横隔膜腫瘍切除術を行った．肝腫瘍と鑑別を要し，特異な画像所見を示した横隔膜神経鞘腫を報告する．<br>

収録刊行物

• 日本消化器病学会雑誌

  日本消化器病学会雑誌 107 (1), 93-101, 2010

  一般財団法人 日本消化器病学会

キーワード

• 横隔膜神経鞘腫
• 肝外原発性腫瘤

詳細情報

• CRID: 1390282681376560640
• NII論文ID: 10026134810
• NII書誌ID: AN00192124
• DOI: 10.11405/nisshoshi.107.93
• ISSN: 13497693
• ISSN: 04466586
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2010083347
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可