女子大学生のセルフケア行動に関する研究

• 加賀谷 みえ子

  椙山女学園大学

• 木村 友子

  椙山女学園大学

• 内藤 通孝

  椙山女学園大学

• 菅原 龍幸

  女子栄養大学

書誌事項

タイトル別名

• The study on the self-care behavior of female students in a women's university
• ジョシ ダイガクセイ ノ セルフケア コウドウ ニ カンスル ケンキュウ

抄録

  女子大学生の健康管理に資する目的で, 健常な女子大学生を強制運動群と自由運動群とに区分して, 健康度評価と食生活状況の実態調査を行い, 健康習慣と食生活の諸問題を見出し,運動の効果を検討した。<BR>  1) 健康度評価では,運動負荷が動機づけとなり, ウエスト周囲径, 安静時心拍数, LDLコレステロールなどの改善がみられた。<BR>  2) 栄養摂取状況では, ％エネルギー比は,強制運動群は自由運動群に比べて改善されたが, 自由運動群では変化がなかった。また, 両群とも運動負荷後も, カルシウム, 鉄, ビタミン, 食物繊維の摂取量は不足していた。<BR>  3) 運動負荷後の歩数は,強制運動負荷群は1万歩以上, 自由運動負荷群は1万歩未満であったが, 両群の運動内容は強い運動と速歩の割合が増加した。<BR>  女子大学生において, 運動 (特に強制運動負荷プログラム) は, 健康状況, 栄養摂取状況および1日あたりの歩数の改善に有用であった。

収録刊行物

• 日本食生活学会誌

  日本食生活学会誌 20 (2), 105-110, 2009

  日本食生活学会

詳細情報

• CRID: 1390282680174141312
• NII論文ID: 10026136871
• NII書誌ID: AA11804821
• DOI: 10.2740/jisdh.20.105
• ISSN: 18812368
• ISSN: 13469770
• NDL書誌ID: 10445433
• Web Site: http://id.ndl.go.jp/bib/10445433
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I10445433
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可