書誌事項
- タイトル別名
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- A case report of anastomotic recurrence of sigmoid colon cancer after laparoscopic-assisted sigmoidectomy
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抄録
近年,大腸癌に対する腹腔鏡下手術は急速に普及し,進行癌にまで適応が拡大されつつある.その吻合法では機能的端々吻合(functional end to end anastomosis;以下FEEA)が汎用されているが,近年,本吻合法による吻合部再発の報告例が散見される.今回,腹腔鏡補助下結腸切除術施行後,FEEAを施行した部位に,再発をきたしたS状結腸癌を経験したので報告する.症例は60歳,女性.S状結腸早期癌に対し,腹腔鏡補助下結腸切除術を施行した.術後1年目にFEEA吻合部に再発をきたし,吻合部を切除.腸管内洗浄ののち,経肛門的にcircular staplerにより再吻合した.術後6年7カ月の現在,無再発生存中である.腸管内の洗浄が困難なFEEAに際しては,術中,腫瘍細胞の腸管内散布を予防することが重要であり,腹腔鏡下大腸手術においても,術中の愛護的な鉗子操作と十分な腸管の受動,腸管マージンの確保が重要と考えられた.
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 70 (12), 3609-3615, 2009
日本臨床外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679823766400
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- NII論文ID
- 10026340123
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- NII書誌ID
- AA11189709
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可