チンチラの黄色ブドウ球菌性角膜炎および脚部脱毛症とその治療
書誌事項
- タイトル別名
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- Spontaneous <i>Staphylococcus aureus </i>Infection with Keratitis and Leg Alopecia in <i>Chinchilla laniger </i>and Their Treatment
- チンチラ ノ オウショク ブドウ キュウキンセイ カクマクエン オヨビ キャクブ ダツモウショウ ト ソノ チリョウ
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抄録
17匹のチンチラ(Chinchilla laniger)を飼育している施設において,同時期に角膜炎,および脚部脱毛症が各1匹自然発生し,病変部より黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)が純培養状に分離された.薬剤感受性試験の結果をふまえ角膜炎の個体は,ニューキノロン系抗生物質と角膜潰瘍改善薬を1日5回5日間点眼後,ビタミンB2点眼剤と角膜潰瘍改善薬を1日2回34日間投与することで,また脱毛症の個体はニューキノロン系抗菌塗布薬を1日1回4日間用いることにより,病変は完全に治癒しS. aureusも検出されなくなった.以上のことより,チンチラにおいてS. aureus関与による角膜炎および脚部脱毛の自然発生が確認され,薬剤感受性試験結果をふまえての今回の治療は有効であることが示された.
収録刊行物
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- 日本獣医師会雑誌
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日本獣医師会雑誌 62 (11), 886-889, 2009
公益社団法人 日本獣医師会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679688534528
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- NII論文ID
- 10026413897
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- NII書誌ID
- AN00191857
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- ISSN
- 21860211
- 04466454
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- NDL書誌ID
- 10494045
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可