麹菌におけるトランスポゾン(Crawler)活性の発見と醸造産業への応用展望
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- 小笠原 博信
- <I>Akita Research Institute of Food and Brewing</I>
書誌事項
- タイトル別名
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- <I>Crawler</I>, a Novel Tranposon in <I>Aspergillus oryzae</I> and Exploiting the Transposability to Industrial Applications.
- コウジキン ニ オケル トランスポゾン Crawler カッセイ ノ ハッケン ト ジョウゾウ サンギョウ エ ノ オウヨウ テンボウ
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抄録
動くDNA「トランスポゾン」は,醸造の現場から見ると馴染みが薄い存在かもしれない。しかし,そのゲノムの中でのダイナミックな挙動は様々な遺伝子の働きを変える潜在性を秘めており,これを利用した育種法に期待が寄せられている。本稿では,トランスポゾンの基礎的事項にはじまり,最近になって麹菌のゲノム中に新たに見つかったトランスポゾンの諸性質,その育種利用への展望などを解説していただいた。
収録刊行物
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- 日本醸造協会誌
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日本醸造協会誌 105 (6), 334-342, 2010
公益財団法人 日本醸造協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681078299520
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- NII論文ID
- 10026416478
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- NII書誌ID
- AN10034389
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BC3cXptFWjt78%3D
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- ISSN
- 21864012
- 09147314
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- NDL書誌ID
- 10746812
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可