疾患感受性遺伝子からみたクローン病

• 木内 喜孝

  東北大学高等教育開発推進センター保健管理センター

• 高橋 成一

  東北大学病院消化器内科

• 下瀬川 徹

  東北大学大学院医学系研究科消化器病態学分野

書誌事項

タイトル別名

• Molecular pathogenesis of Crohn's disease

抄録

全ゲノムを対象とした相関解析の結果，クローン病発症のしやすさに影響する30個以上の遺伝子が同定されつつある．同定された感受性遺伝子NOD2，ATG16L1の機能解析より，クローン病は腸内細菌を上手にコントロールできないために発症してくる病気であるという仮説の正しさが浮き彫りにされた．相関解析の結果は，同時に数多くの治療標的分子を明らかにしてくれる可能性を示してくれた．<br>

収録刊行物

• 日本消化器病学会雑誌

  日本消化器病学会雑誌 107 (6), 855-862, 2010

  一般財団法人 日本消化器病学会

キーワード

• クローン病
• 感受性遺伝子
• NOD2
• ATG16L1
• オートファジー

詳細情報

• CRID: 1390282681376464128
• NII論文ID: 10026417597
• NII書誌ID: AN00192124
• DOI: 10.11405/nisshoshi.107.855
• ISSN: 13497693
• ISSN: 04466586
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2010235093
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可