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- 増田 佐和子
- 独立行政法人国立病院機構三重病院耳鼻咽喉科
書誌事項
- タイトル別名
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- Interdisciplinary approach to children with prolonged cough
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抄録
小児の 4 週間以上続く咳嗽の原因疾患として,小児科では喘息または咳喘息が多く,一般的な気管支炎や肺炎の他,百日咳,心因性咳嗽なども認められる。一方耳鼻咽喉科では副鼻腔炎が半数を占め,湿性咳嗽を生じていることから後鼻漏の関与が大きいと考えられる。またアレルギー性鼻炎は副鼻腔炎や喘息を合併しやすいという点で咳嗽との関連に注意すべきである。その他に,原発性線毛機能不全,異物,喉頭アレルギー,咽喉頭酸逆流症といったさまざまな疾患が長びく咳を引き起こし,さらには複数の疾患が合併することも少なくない。持続する咳嗽であっても原因疾患に対する治療により多くが改善することから,小児科と耳鼻咽喉科が連携して多方面からアプローチし,的確な診断と治療を行うことが重要である。
収録刊行物
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- Pediatric Otorhinolaryngology Japan
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Pediatric Otorhinolaryngology Japan 30 (3), 212-216, 2009
日本小児耳鼻咽喉科学会
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詳細情報
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- CRID
- 1390282680442180480
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- NII論文ID
- 10026418860
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- NII書誌ID
- AN10044779
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- ISSN
- 21865957
- 09195858
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可