哺乳動物ゲノム由来の染色体外遺伝因子  その細胞内動態と,遺伝子増幅への寄与

書誌事項

タイトル別名
  • Mammalian Extrachromosomal Elements of Genomic Origin
  • ホニュウドウブツ ゲノム ユライ ノ センショク タイガイ イデン インシ ソノ サイボウ ナイ ドウタイ ト イデンシ ゾウフク エ ノ キヨ
  • その細胞内動態と,遺伝子増幅への寄与

この論文をさがす

抄録

ゲノム由来の染色体外遺伝因子は,遺伝子増幅を仲介することにより,ヒト細胞悪性化の過程で重要な役割を演じる.そのような遺伝子増幅を培養系で効率よく再現する実験系は,哺乳動物細胞内での遺伝子増幅機構の解明や,自律複製する染色体外遺伝因子の創製,複製開始配列の解析,有用タンパク質の生産系,等々に活用できる.一方,染色体外遺伝因子は動物細胞内できわめてユニークな細胞内動態を示し,排出の対象となることが明らかになりつつある.

収録刊行物

  • 化学と生物

    化学と生物 48 (6), 395-401, 2010

    公益社団法人 日本農芸化学会

参考文献 (52)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ