書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Idiopathic Chronic Fatigue Successfully Treated with Sansonintokagen
- 臨床報告 特発性慢性疲労に酸棗仁湯加減が奏効した1例
- リンショウ ホウコク トクハツセイ マンセイ ヒロウ ニ サンソウニン トウ カゲン ガ ソウコウ シタ 1レイ
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抄録
慢性疲労はプライマリーケアでよく遭遇する症候であり,器質的疾患や機能的な疾患によってもたらされる。器質的疾患では基礎疾患の制御によって疲労の改善を得られるが,慢性疲労症候群や気分変調性障害などに伴う易疲労の場合,治療に難渋するケースが少なくない。今回我々は,特発性慢性疲労(ICF)の患者に対して酸棗仁湯加黄耆麦門冬が奏効した症例を経験した。症例は,更年期以降,数年に渡って疲労を自覚し,近医では器質的な異常を指摘されず疲労が継続していた62歳女性である。いわゆるICFに分類される症例で不眠傾向を伴うことから,酸棗仁湯加黄耆麦門冬を投与した。8週間の投与で不眠と疲労が軽減し家事ができるようになった。ICFに対して酸棗仁湯は鑑別に挙げられてよい方剤と考えられた。
収録刊行物
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- 日本東洋医学雑誌
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日本東洋医学雑誌 61 (5), 727-731, 2010
一般社団法人 日本東洋医学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204907897600
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- NII論文ID
- 10026567458
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- NII書誌ID
- AN00015774
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- ISSN
- 1882756X
- 02874857
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- NDL書誌ID
- 10807250
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可