書誌事項
- タイトル別名
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- An analysis of fall accidents in ambulance service records of fire department in Japan: Investigation of time and location
- キュウキュウ ハンソウ キロク オ モチイタ テントウ テンラク キロク ジョウキョウ ノ チョウサ ハッセイ バショ オヨビ ハッセイ ジキ ノ ケントウ
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抄録
目的 本研究の目的は,全国の消防本部の救急搬送記録を用いて,救急搬送を伴った転倒・転落状況について,性別・年齢層別に検討を行うことであった。<br/>方法 調査期間は平成19年の 1 年間であった。対象は,全国の消防本部37機関の救急隊員により搬送が行われた転倒・転落31,002件(男性14,802件,女性16,200件)とした。調査項目は,受傷者の性別,年齢,転倒・転落の発生場所,発生月,発生季節,転倒・転落後の傷病程度の計 6 項目とした。<br/>結果 人口1,000人当たりの転倒・転落搬送件数は,高齢層ほど高く,後期高齢者15.9件,前期高齢者6.3件,成人1.9件であった。転倒・転落搬送割合の最も高い場所は,全ての性別・年齢層で住宅であり,次いで,男性は道路以外の屋外,女性は公衆出入場所の順であった。転倒・転落搬送割合の最も高い季節は,男性の後期高齢者を除く全ての性別・年齢層で冬季であり,転倒・転落搬送割合の最も高い月は,男性の後期高齢者を除く全ての性別・年齢層で12月であった。転倒・転落後の傷病程度が重症以上の受傷者の転倒・転落搬送割合は,男女共に若年層より高齢層で高い傾向を認めており,女性の後期高齢者における重症以上の転倒・転落搬送割合は,女性の成人の2.8倍を認めた。<br/>結論 救急搬送を伴った転倒・転落は,受傷者の性別や年齢層によって転倒・転落の発生原因に違いがあると推察された。
収録刊行物
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- 日本公衆衛生雑誌
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日本公衆衛生雑誌 57 (5), 403-409, 2010
日本公衆衛生学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390572172001937024
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- NII論文ID
- 10026598178
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- NII書誌ID
- AN00189323
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- COI
- 1:STN:280:DC%2BC3cjgvFKgsg%3D%3D
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- ISSN
- 21878986
- 05461766
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- NDL書誌ID
- 10713732
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- PubMed
- 20666126
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可