Construction methods for restoration of <I>Aster kantoensis</I> Kitamura

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Other Title
  • カワラノギク(Aster kantoensis Kitamura)局所個体群再生のための造成手法
  • カワラノギク Aster kantoensis Kitamura キョクショ コタイグン サイセイ ノ タメ ノ ゾウセイ シュホウ

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Abstract

多摩川におけるカワラノギクの緊急避難的な保全措置として,多摩川永田地区にA工区を2002年に造成した。この造成工事に先立って基質を5通り用意して予備実験を行った。予備実験では実生の定着率は粒径の大きい礫を1層敷き均した条件(1)で最大で,粒径の小さい礫を含めて1層敷き均した条件(2),粒径の大きい礫を3層敷き均した条件(3)が次いでいた。本施工には(1)で大部分を施工し,一部(3)で施工し,隣接するB工区を(2)で施工した。出水による冠水を経た2009年にはB工区の一部にもカワラノギクが生育し,A工区の(3)にはカワラノギクは生育せず,周囲の(1)に生育していた。予備実験と本施工の結果には再現性のない部分があり,その工事における意味と理由について考察した。

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