木質系堆肥の水田への施用が土壌の性質とメタンフラックスに及ぼす影響

書誌事項

タイトル別名
  • Effect of wood chip compost application to paddy field on characteristics of soil and methane flux
  • モクシツケイ タイヒ ノ スイデン エ ノ シヨウ ガ ドジョウ ノ セイシツ ト メタンフラックス ニ オヨボス エイキョウ

この論文をさがす

抄録

都市緑地で発生する剪定枝の活用を検討する一環として,木質系廃材を主原料とする堆肥 (木質系堆肥) の水田への施用が水田土壌の化学的性質に及ぼす影響を分析し,水田土壌からのメタンフラックスの発生量を,既往の土壌改良資材と比較して分析した。木質系堆肥施用によって,土壌の全炭素濃度,陽イオン交換容量,交換性Ca,Mgが高まりやすかった。また,木質系堆肥の施用履歴の異なる3つの水田において,メタンフラックスの違いを調査した結果,メタンフラックスは木質系堆肥施用によって増加するが,他の土壌改良資材を施用した際と比較して特に大きくはならず,施用後2年目以降に減少した。

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (15)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ