気管切開用Griggs鉗子を使用した内視鏡的胃瘻拡張術の試み

• 冨保 和宏

  栃木県済生会宇都宮病院 神経内科

• 木全 大

  栃木県済生会宇都宮病院 外科

• 宍戸 忠幸

  栃木県済生会宇都宮病院 消化器内科

書誌事項

タイトル別名

• A NEW TECHNIQUE FOR REPLACEING PERCUTANEOUS GASTROSTOMY TUBES USING GRIGGS GUIDEWIRE DILATION FORCEPS

抄録

胃瘻径の拡張と事故抜去時のカテーテルの再挿入のため気管切開用Griggs鉗子を活用した方法を考案した．Griggs鉗子は，先端を閉じてガイドワイヤを鉗子に通して瘻孔へ挿入し，先端を開口することで瘻孔径を拡張し得る鉗子である．本法を胃瘻孔径の拡張5例，事故抜去症例3例に実施した．本法は安全かつ低コストにて可能で，一期的な太径胃瘻カテーテルへの変更や事故抜去時の再挿入手技として，有用な方法と思われた．

収録刊行物

• 日本消化器内視鏡学会雑誌

  日本消化器内視鏡学会雑誌 52 (3), 432-437, 2010

  一般社団法人 日本消化器内視鏡学会

キーワード

• 瘻孔拡張術
• 胃瘻狭窄
• 事故抜去
• 経皮内視鏡的胃瘻造設術

詳細情報

• CRID: 1390282679194450048
• NII論文ID: 10026909851
• NII書誌ID: AN00192102
• DOI: 10.11280/gee.52.432
• ISSN: 18845738
• ISSN: 03871207
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2010186362
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可