進行する呼吸不全を呈した気管支原性嚢胞に対して胸腔鏡下手術を行った一例

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  • A case of a large bronchogenic cyst with progressive respiratory failure treated by video-assisted thoracoscopic surgery

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抄録

75歳女性.1ヵ月間で急速に進行する呼吸困難を主訴に近医を受診.呼吸不全を呈していたため,当院に紹介された.胸部CTで気管分岐下に直径87mmの単房性嚢胞性腫瘤を認め,気管支原性嚢胞が疑われた.右中間気管支幹および右下葉気管支に高度の圧排と狭窄を認め,準緊急で右胸腔鏡下に嚢胞壁の部分切除術を施行した.手術後の経過は良好で,呼吸不全は速やかに改善し,術後2日目に軽快退院した.

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