書誌事項
- タイトル別名
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- Studies on Operational Conditions for Single-stage Nitrogen Removal Process using the Anammox Reaction
- イッソウシキ anammox リアクタ ノ ウンテン ジョウケン ニ カンスル ケンキュウ
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抄録
嫌気性アンモニア酸化(anaerobic ammonium oxidation: anammox)の前処理工程として揺動床を使った「部分亜硝酸化プロセス」でanammox菌が自然発生して窒素が除去される現象が確認された.これを一槽式anammoxリアクタと捉え,このリアクタのNH4–N除去速度に与える要因を明らかにすべく,実験データを重回帰分析法ならびに応答曲面法を用いて解析した.重回帰分析法で確認できた比較的寄与率の高い説明変数を使って,応答曲面法にてNH4–N除去速度を高めるための条件を検討し,実地の運転でその実用性が確認できた.エアー供給量と流入水量を増やせばNH4–N除去速度を高めることができ,1.5–2.9 kg–NH4–N/(m3·d)という,一槽式anammoxリアクタとしては比較的高いNH4–N除去速度(Volumetric Removal Rate: VRRNH<sub>4</sub>–N)で長期間の運転が可能と考えられた.揺動床に付着固定化された汚泥は自然発生したAsahi-BRWを主体としたanammox菌が優占種で,付着固定化されていない浮遊性汚泥ではNitrosomonas europaea近縁のアンモニア酸化細菌が優占であることが明らかとなった.菌叢解析の結果からも本リアクタが一槽式anammoxリアクタとして機能していたことが実証された.
収録刊行物
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- 化学工学論文集
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化学工学論文集 36 (4), 420-428, 2010
公益社団法人 化学工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679489900928
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- NII論文ID
- 10027041124
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- NII書誌ID
- AN00037234
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- ISSN
- 13499203
- 0386216X
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- NDL書誌ID
- 10790275
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可