書誌事項
- タイトル別名
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- Effects of Reduction of Bad Breath and Removal of Tongue Coating by Candy
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抄録
本研究の目的は,試作キャンディによる口臭抑制および舌苔除去効果を明らかにすることである。口臭の多くは歯周病に代表される口腔疾患によって生じる。また消化器系の不調,発熱,極度の疲労など全身状態の悪化に伴って増加する舌苔も,口臭の一因として注目されている。舌苔を除去することによって,口臭レベルが減少することは多くの研究で報告されている。今回,我々は緑茶抽出物を消臭素材,ゆず粉末をざらつき素材として含有するキャンディを試作し,口臭抑制効果ならびに舌苔除去効果を検討した。その結果,両素材を配合したキャンディには,メチルメルカプタンの減少ならびに舌苔の除去効果が認められ,口臭の軽減に有用であることが示唆された。
収録刊行物
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- 日本歯周病学会会誌
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日本歯周病学会会誌 48 (3), 182-191, 2006
特定非営利活動法人 日本歯周病学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204413447168
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- NII論文ID
- 10027093786
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- NII書誌ID
- AN0019129X
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD28XhtlSnurrN
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- ISSN
- 1880408X
- 03850110
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可