発酵中の魚醤油もろみの品質に及ぼす蒲鉾製造ロスの影響
書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of the wastes from kamaboko processing on the quality differences between several kinds of fish sauce mashes during fermentation
- ハッコウ チュウ ノ ギョショウユモロミ ノ ヒンシツ ニ オヨボス カマボコ セイゾウ ロス ノ エイキョウ
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抄録
蒲鉾製造ロス,ニギス魚肉およびその混合物を主原料とし,麹と乳酸菌を混合後,常温で発酵させて魚醤油を製造した。その結果,ロス単独と混合物を主原料としたもろみの発酵中の pH,全窒素分,Brix,遊離アミノ酸量,ヒスタミン(Hm)生成菌数および Hm 量の変動が,魚肉単独のもろみのそれらとは異なることが明らかとなった。また,それらは主原料であるロスの成分特性に起因していると考えられ,水産発酵食品の安全性に関わる Hm 生成にも影響を及ぼしている可能性が示唆された。<br>
収録刊行物
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- 日本水産学会誌
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日本水産学会誌 76 (6), 1083-1085, 2010
公益社団法人 日本水産学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681394524288
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- NII論文ID
- 10027122397
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- NII書誌ID
- AN00193422
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BC3cXhs1WrtrvJ
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- ISSN
- 1349998X
- 00215392
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- NDL書誌ID
- 10911968
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可