頭頸部がん患者の緩和ケア
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Abstract
頭頸部がん患者に対する緩和ケアは,在宅医療を含め現状ではまだ十分に行われていない。<br>その理由は,痛みだけでなく,心理的な要因も含めた全人的な苦痛緩和を必要とするからである。また,がんに伴う痛みだけでなく,がんの治療に伴う苦痛の緩和も重要である。これに対しては,担当医を中心とした緩和ケア医,精神腫瘍医,看護師などチーム医療が入院,外来,在宅どの分野においても必要である。また,担当医としては,基本的な痛みの治療を習得し,痛みの専門家が必要な難治性疼痛に対しては,適宜コンサルトできるような連携体制を作ることも重要である。
Journal
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- JOURNAL OF JAPAN SOCIETY FOR HEAD AND NECK SURGERY
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JOURNAL OF JAPAN SOCIETY FOR HEAD AND NECK SURGERY 20 (2), 113-118, 2010
JAPAN SOCIETY FOR HEAD AND NECK SURGERY
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205281865088
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- NII Article ID
- 10029078797
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- NII Book ID
- AN10374707
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- ISSN
- 1884474X
- 1349581X
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- Data Source
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- Abstract License Flag
- Disallowed