巨大直腸静脈瘤出血に対し開腹下の下腸間膜静脈塞栓術が奏功した1例

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  • SUCCESSFUL TREATMENT OF BLEEDING RECTAL VARICES WITH LAPAROTOMY AND INFERIOR MESENTERIC VEIN EMBOLIZATION

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抄録

症例は72歳女性.C型肝硬変にて当院通院中であった.2007年4月に鮮血便を認め,直腸内視鏡検査にてRSから肛門輪に直腸静脈瘤が観察された.直腸静脈瘤出血と考えinterventional radiology施行.全身麻酔下に小開腹し,上直腸静脈を塞栓した.止血後肝不全にて永眠するまで出血は認めなかった.今回われわれは血管内治療にて良好にコントロールし得た巨大直腸静脈瘤出血の1例を経験したので報告する.

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