書誌事項
- タイトル別名
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- Sequential therapy with a nucleos (t) ide analogue and interferon in patients with chronic hepatitis B: efficacy and limitations
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抄録
B型慢性肝炎に対する核酸アナログ治療では中止による肝炎の再燃と長期投与による耐性が問題となる.一方,インターフェロン(IFN)の治療効果も限定的である.Serfatyらは,IFNの前にラミブジンを先行投与するいわゆるsequential治療の良好な成績を報告した.その後,多くの施設で追試が行われたが,特にgenotype Cが多数を占める本邦での成績は芳しくない.一方,若年例,急性増悪例,ラミブジン投与中のウイルスの低下が良好な症例では著効も期待できることが明らかになってきた.今後,エンテカビルやPEG-IFNの使用も含め,sequential治療の位置づけについて更なる検討が必要である.<br>
収録刊行物
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- 日本消化器病学会雑誌
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日本消化器病学会雑誌 108 (2), 215-222, 2011
一般財団法人 日本消化器病学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206399687936
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- NII論文ID
- 10029388069
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- NII書誌ID
- AN00192124
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- ISSN
- 13497693
- 04466586
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可