ニコチン生合成のマスター転写因子

• 庄司 翼

  奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科

• 橋本 隆

  奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科

書誌事項

タイトル別名

• Master Transcription Factors for Nicotine Biosynthesis in Tobacco
• ニコチン セイゴウセイ ノ マスター テンシャ インシ

抄録

植物アルカロイドには顕著な薬理活性を示す化合物が数多く含まれている．ニコチンは防虫性化合物としてタバコ属植物で合成，蓄積されるアルカロイドである．低ニコチン含量を示す変異株において，複数のニコチン生合成遺伝子が発現抑制されていることが知られている．最近，この変異体の原因遺伝子座の1つに，生合成遺伝子群を統括的にコントロールする転写因子をコードする遺伝子がクラスター化していることが明らかになった．マスター転写因子を利用した新たな代謝工学の可能性についても考察する．

収録刊行物

• 化学と生物

  化学と生物 49 (11), 778-783, 2011

  公益社団法人 日本農芸化学会

キーワード

• General Medicine

詳細情報

• CRID: 1390282679175797632
• NII論文ID: 10029873661
• NII書誌ID: AN00037573
• DOI: 10.1271/kagakutoseibutsu.49.778
• COI: 1:CAS:528:DC%2BC3MXhsFSrsb%2FK
• ISSN: 18836852
• ISSN: 0453073X
• NDL書誌ID: 11291440
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I11291440
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可