二重プロセス理論に基づく家畜衛生管理行動の検討
書誌事項
- タイトル別名
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- シンポジウム 二重プロセス理論に基づく家畜衛生管理行動の検討
- シンポジウム ニジュウ プロセス リロン ニ モトズク カチク エイセイ カンリ コウドウ ノ ケントウ
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抄録
本研究では、畜産農家の家畜衛生管理行動を行動経済学的側面から区分し、農家の特性を明らかにした。「人の推論システムには直観型と分析型の2種類が存在する」とする二重プロセス理論を畜産農家の行動に適用して分析を行った。この理論によると、分析的なプロセスの採用には、多くの認知資源と時間を要するが、直観的なプロセスを採用した時に比べて論理的な判断が可能となる。北海道の酪農家を対象にアンケート調査を行ったところ、分析型は直観型に比べてリスク認知が高く、家畜衛生管理の水準も高いことが確認された。衛生管理を行うことによる生産性への明確な影響は示されなかったが、分析型の情報処理システムは直前の利益にとらわれず、長期的な視点を持って家畜衛生管理行動ができることが示唆された。
収録刊行物
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- 開発学研究
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開発学研究 22 (2), 9-12, 2011-12
藤沢 : 日本国際地域開発学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050564288683975168
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- NII論文ID
- 10029978574
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- NII書誌ID
- AN10358482
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- ISSN
- 09189432
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- NDL書誌ID
- 023442727
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN