書誌事項
- タイトル別名
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- A case of T1/T2 pyogenic spondylitis associated with mediastinal abscess
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抄録
症例は,65歳女性.背部痛と微熱を主訴に発症し,近医で上縦隔膿瘍を指摘された.保存療法が無効であったため,発症から10日目に紹介となった.CTでT1/T2の両側にリング状に造影される多房性膿瘍を認めた.MRIのT2-WIでは,T1/T2椎体と椎間板がhigh intensityを示し,化膿性脊椎炎に併発した縦隔膿瘍と考えられた.神経症状や骨破壊像はなく,上縦隔膿瘍をドレナージし,脊椎炎は保存的に加療する方針となった.手術は,頚部襟状切開と胸腔鏡を併用し,頚部と胸部から十分ドレナージできたことを確認した.膿瘍腔からは,streptococcus intermediusが検出された.術後37病日に退院し,1年時点で再燃を認めない.<BR>縦隔膿瘍の原因として,稀ではあるが化膿性脊椎炎も考慮すべきと考えられた.診断にはMRIが有用であり,手術適応として神経症状を有する例,膿瘍形成を認める例などが報告されている.
収録刊行物
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- 日本呼吸器外科学会雑誌
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日本呼吸器外科学会雑誌 26 (2), 143-147, 2012
特定非営利活動法人 日本呼吸器外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679338384384
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- NII論文ID
- 10030125551
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- NII書誌ID
- AN10467885
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- ISSN
- 18814158
- 09190945
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可