東日本大震災の火災調査への日本火災学会の取り組み Investigation Activities on Fires Followed by the Great East Japan Earthquake by Japan Association for Fire Science and Engineering

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抄録

<p>2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震とその後の津波や余震によって,青森県から静岡県の1都11県にわたり287 件の火災が発生した.この中では,岩手県山田町や大槌町,宮城県気仙沼市,石巻市のように,津波後に大規模な市街地火災が発生したのが大きな特徴としてあげられる. 東日本大地震における広域かつ多様な火災による影響が大規模であった事態を深刻に受け止め,日本火災学会では,発生した事実をまずは正確に記録し,広く世の中に公表する事,またそれを踏まえて,今後,これらの事態に対処すべき方向性を示すことが求められていると考えている.機動的に調査研究を推進するために,組織横断的な時限委員会として「東日本大震災調査委員会」を設置し,当面の作業として現時点までの火災調査状況を速報版として編集発刊を目指した作業をしている.本稿では,この速報版の中から,今までに明らかになってきた火災の全体概要と主要な火災リストをとりまとめて紹介している.また日本火災学会での調査研究活動のための専門委員会を核としたワーキンググループの組織づくりと,その活動状況についても併せて触れている.</p>

収録刊行物

  • 安全工学

    安全工学 50(6), 402-409, 2011-12-15

    安全工学会

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10030152846
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00012812
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    05704480
  • NDL 記事登録ID
    023446361
  • NDL 請求記号
    Z14-16
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  J-STAGE 
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