産総研研究施設の地震被害状況 The Damages Caused by the Earthquake in AIST Research Facilities

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抄録

<p>2011 年3 月11 日の東北地方太平洋沖地震により(独)産業技術総合研究所の東北及びつくばセンターが被った研究施設の被害状況と復旧活動について紹介する.負傷者は非常に少なかったものの,居住不可となる建物が1 棟発生,室内も高層階ほど一応の耐震固定を施した機器,什器類まで転倒した.研究機器も被害が大きく,地上階に設置していた大型機器も背の高い機器は多くが損傷した.研究インフラで被害が大きかったのは,屋上の排ガス処理装置と,地中埋設の研究排水管であった.防災マニュアル整備,避難訓練,緊急地震速報の導入,什器類特に薬品庫やボンベの耐震固定の徹底,備蓄品の整備等は非常に有効だったが,高層階ほど強固な耐震固定,観音開き収納庫対策,適切な行動マニュアルとチェックリストの整備等が新たに得た教訓であった.</p>

収録刊行物

  • 安全工学

    安全工学 50(6), 440-445, 2011-12-15

    安全工学会

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10030152880
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00012812
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    05704480
  • NDL 記事登録ID
    023446402
  • NDL 請求記号
    Z14-16
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  J-STAGE 
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