再現シミュレーションに基づく今後の帰宅困難者対策 Countermeasures for People with Difficulty in Returning Home based on Simulation

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抄録

<p>東北地方太平洋沖地震では,首都圏の交通機関が一斉に停止したことで多くの帰宅困難者が発生し,駅ターミナルでの混乱や路上の混雑などの状況が発生した.首都圏での帰宅困難者の状況は,当日帰宅を断念した人が約260 万人,遠距離を徒歩で帰宅した人が約600 万人と推定され,大きな混乱はなかったものの,路上では混雑度の高い区間も一部では見られた.今回の地震では首都圏中心部では被害は少なかったが,首都直下地震などが発生した場合には混乱をきたす可能性が極めて高いと考えられる. 震度6 強以上程度の揺れを伴うような首都直下地震が発生し,公共交通機関の運行が一斉に停止した場合には「翌日帰宅」を基本として実施し,今回の東北地方太平洋沖地震のような震度5 強程度の地震の場合には「時差帰宅」を実施することが混乱防止に有効である.</p>

収録刊行物

  • 安全工学

    安全工学 50(6), 479-487, 2011-12-15

    安全工学会

参考文献:  3件中 1-3件 を表示

  • <no title>

    災害と情報研究会(東洋大学 東京大学)

    「東日本大震災に関する調査(帰宅困難)」の調査結果, 2011

    被引用文献1件

  • <no title>

    中央防災会議「首都直下地震避難対策等専門調査会」

    首都直下地震避難対策等専門調査会報告参考資料「帰宅行動シミュレーション結果について」, 2008

    被引用文献1件

  • <no title>

    社団法人全国警備業協会

    雑踏警備業務の手引き, 2006

    被引用文献1件

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10030152928
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00012812
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    05704480
  • NDL 記事登録ID
    023446463
  • NDL 請求記号
    Z14-16
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  J-STAGE 
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