書誌事項
- タイトル別名
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- X-ray and gamma-ray studies of the structure and evolution of the universe
- Xセン,γセン デ サグル ウチュウ ノ コウゾウ ト シンカ
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抄録
<p>科学衛星を用いて始まったX線やγ線観測は,宇宙が,人類が予想もしなかった数千万度から数億度という超高温の現象に満ちていることを明らかにした.これは宇宙が極めてダイナミックであることを明らかにし,人類の宇宙観を変えたともいえる.X線やγ線領域で観測することにより,ブラックホールのごく近傍や中性子星表面の極限環境,あるいは高温ガスからの放射や高いエネルギーに加速された粒子からの放射を選択的に観測することが可能である.現在ではおよそ80% もの物質がX線でしか観測できない高温の状態にあるとされている.宇宙の構造とその進化を探るうえでX線やγ線による観測は欠かせないものとなっている.</p>
収録刊行物
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- 応用物理
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応用物理 81 (3), 204-209, 2012-03-10
公益社団法人 応用物理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282752337417728
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- NII論文ID
- 10030158607
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- NII書誌ID
- AN00026679
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- ISSN
- 21882290
- 03698009
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- NDL書誌ID
- 023566273
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可