イチゴ葉縁退緑病が果実収量および品質に及ぼす影響 Effect of Strawberry Marginal Chlorosis Caused by 'Candidatus Phlomobacter fragariae' on Fruit Production and Quality

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抄録

千葉県ではバクテリア様微生物の1種,'<i>Candidatus</i> Phlomobacter fragariae'によるイチゴ葉縁退緑病が2003年より継続して発生している。本病が果実生産に及ぼす影響を明らかにするため,発病親株から増殖した苗 (品種'章姫') を定植し,収量と果実品質を調査した。その結果,発病株の収穫果実数および総果実重量はそれぞれ健全株の55.4%および19.7%に減少した。また,平均1果重は4.1g,果実の平均可溶性固形物含量 (Brix) は3.2と,健全株 (15.7gおよび8.5) と比べ著しく低下した。また,現地生産圃場における他品種 ('とちおとめ','女峰') の発病株においても同様の果実品質の低下が認められた。以上のことから,発病株では収量が大幅に低下するほか,果実の可溶性固形物含量が減少し,商品価値が著しく低くなることが明らかになった。

収録刊行物

  • 関東東山病害虫研究会報

    関東東山病害虫研究会報 58, 51-54, 2011-12-01

    関東東山病害虫研究会

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10030163524
  • NII書誌ID(NCID)
    AA11497675
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    13471899
  • NDL 記事登録ID
    023448528
  • NDL 請求記号
    Z18-120
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  J-STAGE 
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