千葉県におけるナシの開花期および幼果期におけるナシ黒星病および心腐れ症の薬剤防除 Chemical Control of Scab and Fruit Core Rot on Japanese Pear during Flowering and Fruit Set in Chiba Prefecture

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抄録

千葉県のナシ栽培において,開花期および幼果期は黒星病および心腐れ症の重要防除時期である。この時期に基幹剤として3回使用されているジラム・チウラムが製造中止となったため,ジラム・チウラムの代替剤を探索し,この時期における防除体系を検討した。黒星病に対する防除効果は,イミノクタジンアルベシル酸塩,ピリペンカルブで高く,チウラムはやや高く,ベノミル,バチルスズブチリスは劣った。心腐れ症に対する防除効果は,ピリペンカルブ,ジチアノンでは高く,ベノミルはやや高く,チウラムは年次間差があったものの認められ,バチルスズブチリスは認められなかった。マンゼブ,キャプタンは両病害に防除効果があったものの,「幸水」,「長十郎」の展開葉において薬害が認められた。防除効果,薬害等を勘案して,千葉県のナシ防除指針にはジラム・チウラムの代替剤としてチウラムを採用し,心腐れ症の防除効果の補完のためにベノミルを追加することとした。

収録刊行物

  • 関東東山病害虫研究会報

    関東東山病害虫研究会報 58, 63-66, 2011-12-01

    関東東山病害虫研究会

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10030163554
  • NII書誌ID(NCID)
    AA11497675
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    13471899
  • NDL 記事登録ID
    023448558
  • NDL 請求記号
    Z18-120
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  J-STAGE 
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