歯周包帯剤による接触性口内炎の1例 A case of contact stomatitis due to a periodontal dressing material

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抄録

著者最終原稿版42歳女。インプラント埋入術を施行し、上部構造を装着した。インプラント周囲歯肉の腫脹を認めた。インプラント周囲炎の診断下に歯肉剥離掻爬術を施行され、創部保護を目的にユージノール性歯周包帯を貼付された。術後2日目より同部周囲組織の浮腫性腫脹を自覚した。その後口腔内の腫脹、口腔粘膜の接触痛および嚥下痛による摂食障害を生じた。ユージノール性歯周包帯が原因のアレルギーを疑い、口腔内に飛散しないように慎重にこれを除去した。また、舌の白苔に対し口腔カンジタ症も念頭に置き、細菌培養検査を施行した。口腔内の発赤、腫脹、疼痛の原因として、ユージノール性歯周包帯による遅延型アレルギー反応が考えられた。口腔内外の症状はユージノール性歯周包帯除去後から消退した。ユージノール性歯周包帯除去後6日目、局所状態が改善し、それに伴い経口摂取も問題なくできるようになったため退院した。

収録刊行物

  • 日本口腔科学会雜誌

    日本口腔科学会雜誌 60(1), 12-15, 2011-01-10

    日本口腔科学会

参考文献:  14件中 1-14件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10030270772
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00189050
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    00290297
  • NDL 記事登録ID
    10992747
  • NDL 雑誌分類
    ZS43(科学技術--医学--耳鼻咽喉科学) // ZS44(科学技術--医学--歯科学・口腔外科学)
  • NDL 請求記号
    Z19-215
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  IR 
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