野蚕特集にあたって

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著者

    • 木内 信
    • 農業生物資源研究所昆虫科学研究領域

抄録

本号の「その2」では,京都工芸繊維大学の齊藤準氏に野蚕の青色色素について,滋賀県農業技術振興センター・琵琶湖の森の生き物研究会の寺本憲之氏に天蚕の食性と食樹について,それぞれのライフワーク的な研究成果の一部を紹介して頂いた。天蚕の繭は,美しい緑色が珍重されるが,幼虫もまたゼリー菓子を思わせるきれいな緑色をしている。齊藤氏の研究は,天蚕をはじめとするヤママユガ科の幼虫体色発現に関わる青色色素ピリンとその結合タンパク質を明らかにしているが,ウスタビガでは背面と腹面の色が違い,それぞれが食樹の葉の表裏でみられる緑色の濃淡に合わせたカムフラージュになっているというのは興味深い。

収録刊行物

  • 蚕糸・昆虫バイオテック = Sanshi-konchu biotec

    蚕糸・昆虫バイオテック = Sanshi-konchu biotec 79(3), 149-151, 2011-12-01

    日本蚕糸学会

参考文献:  3件中 1-3件 を表示

  • <no title>

    石井寛治

    日本蚕糸業史分析, 1972

    被引用文献1件

  • Saturniidae

    SCHUSSLER H.

    Lepidopterorum Catalogus, 1-769, 1935

    被引用文献1件

  • <no title>

    寺本憲之

    ドングリの木はなぜイモムシ、ケムシだらけなのか?, 2008

    被引用文献1件

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10030280434
  • NII書誌ID(NCID)
    AA12145323
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    OTR
  • ISSN
    18810551
  • NDL 記事登録ID
    023494019
  • NDL 請求記号
    Z18-343
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  IR 
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