生体アミンとその受容体から見た昆虫の摂食行動

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著者

抄録

昆虫の神経系と体液中には,我々哺乳類と同じように,生体アミンと呼ばれる生理活性アミンが豊富に存在する。生体アミンは,神経伝達やその調節の他,ホルモンとしても作用し、様々な行動や生理現象を制御している。摂食行動の制御にも生体アミンが関与することは古くから知られており,筆者らもその分子機構の解明に向けた研究を行ってきた。本稿では,筆者らの研究成果にも触れながら,代表的な生体アミンの摂食行動に関する生理学的な知見をピックアップし概説する。その中で,生体アミンの生理活性発現に欠かすことのできない「受容体」にも焦点を当てながら,摂食行動との関係性について考察するとともに,害虫防除の観点から,殺虫剤・制御剤の分子標的としての生体アミン受容体の現状と今後の新たな可能性についても述べる。

収録刊行物

  • 蚕糸・昆虫バイオテック = Sanshi-konchu biotec

    蚕糸・昆虫バイオテック = Sanshi-konchu biotec 80(3), 171-180, 2011-12-01

    日本蚕糸学会

参考文献:  54件中 1-54件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10030280871
  • NII書誌ID(NCID)
    AA12145323
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    18810551
  • NDL 記事登録ID
    023600533
  • NDL 請求記号
    Z18-343
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  IR 
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