Mahalanobis・Taguchi Adjoint methodを用い,検査所見を信号因子とした要因効果図の帰属による肝疾患の診断について

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  • Diagnosis of liver diseases by classification of laboratory signal factor pattern findings with the Mahalanobis·Taguchi Adjoint method

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抄録

自己免疫性肝疾患は,overlapが認められるため診断が難しく,また治療では難渋する場合も多い.そのため最初の診断がその後の治療,および予後の経過に重要である.われわれは,Mahalanobis・Taguchi(MT)システムの中のMT Adjoint(MTA)法により,自己免疫性胆管炎,自己免疫性肝炎および原発性胆汁性肝硬変の診断と識別を行い,MTA法による要因効果図のパターン分析を行った.その結果,各疾患の特徴的な要因効果図のパターンが判明し,そのパターンの帰属により,診断困難症例やoverlap症例の定性・定量的な評価が可能であったので,報告をする.<br>

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