調査用流し網のマサバに対する選択性について

書誌事項

タイトル別名
  • Selectivity of experimental drift net for chub mackerel <i>Scomber japonicus</i>
  • チョウサヨウ ナガシアミ ノ マサバ ニ タイスル センタクセイ ニ ツイテ
  • Selectivity of experimental drift net for chub mackerel Scomber japonicus

この論文をさがす

抄録

1984~2002 年に三陸~道東沖で行われた調査用流し網で漁獲されたマサバの目合別尾叉長組成データから,合算条件に従い 37 のデータセットを得てマサバに対する流し網の選択性曲線マスターカーブを求めた。また別に採集されたマサバ標本の胴周長 4 か所(目の中心,鰓蓋後縁,背鰭基部前端,最大胴周)を計測し,尾叉長に対する関係式を求めた。推定した選択性曲線の最適体長を持つマサバの各部胴周長を網目内周長と比較すると,流し網の漁獲は鰓蓋後縁から背鰭基部前端での鰓がかりや背鰭前端での刺しであると示唆された。<br>

収録刊行物

  • 日本水産学会誌

    日本水産学会誌 78 (4), 681-691, 2012

    公益社団法人 日本水産学会

被引用文献 (5)*注記

もっと見る

参考文献 (43)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ