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- 小山 正
- 神戸学院大学人文学部人間心理学科
書誌事項
- タイトル別名
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- Comprehension of Spatial Vocabularies and Verbs in the Period of Early Language Acquisition
- —A Case Study on a Child with Down Syndrome—
- ─ダウン症の事例から─
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抄録
本稿では,ダウン症児の日常生活における初期の空間語彙の理解と動詞理解との関連性を明らかにすることを目的として,家庭における理解語記録シート(母親記入)の資料を基に検討した.その結果,「もらう」「あげる」「行く」「食べる」「もって来る」「もって行く」等の動詞の理解があって空間語彙の理解が見られ始めた.空間語彙については,2歳5ヵ月10日から2歳11ヵ月27日の期間に「~の中に」「ここ」「~の上に」「あそこ」の順に理解された.「~の下に」はやや遅れ,3歳3ヵ月6日に理解が見られ,並行して「立つ」「ふく」「片づける」「消す」「閉める」の動詞が理解され始めていた.以上の結果から本稿で対象としたダウン症の事例においては,初期の空間語彙の理解が動詞理解と並行し,自らが行為することや移動・運動の過程で空間語彙の理解が進展していると考えられた.
収録刊行物
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- 音声言語医学
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音声言語医学 53 (2), 148-152, 2012
日本音声言語医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204902988928
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- NII論文ID
- 10030543418
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- NII書誌ID
- AN00034826
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- ISSN
- 18843646
- 00302813
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可