書誌事項
- タイトル別名
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- Effects of ossiculoplasty on postoperative bone conduction thresholds
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抄録
聴力改善手術後の骨導値が術前と比べ改善することはしばしば経験されるが、その頻度や時期について検討された報告は少ない。そこで、初回聴力改善手術を施行した症例を対象に術前後の骨導値の経時的変化を検討し、術後聴力判定に用いる骨導値は術前を含め、どの期間を用いることが適切なのか検討した。<BR>骨導値 (3分法) の平均は、術前では23.6dB、術後6カ月から12ヶ月では21.9dB、術後12カ月以上では20.6dBといずれの期間も有意に改善していたことから、従来の術後6カ月を容認する術後聴力判定基準(2000年案)で聴力成績を論じるのはむしろ不利であったといえる。日本耳科学会用語委員会(報告2010)が推奨しているとおり、また米国AAO-HNS等、他国との比較を行う上でも12ヶ月以降の骨導値を用いることが適切ではないかと思われる。
収録刊行物
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- Otology Japan
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Otology Japan 22 (2), 131-136, 2012
一般社団法人 日本耳科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679748386560
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- NII論文ID
- 10030646710
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- NII書誌ID
- AN10358085
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- ISSN
- 18841457
- 09172025
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可