腸管ベーチェット病の術後吻合部潰瘍にアダリムマブが有効であった1例

• 清水 悠以

  帯広厚生病院第三内科

• 竹田 剛

  帯広厚生病院第三内科

• 松本 隆祐

  帯広厚生病院第三内科

• 吉田 晃

  帯広厚生病院第三内科

• 中島 淳太

  帯広厚生病院第三内科

• 新 智文

  帯広厚生病院第三内科

• 柳澤 秀之

  帯広厚生病院第三内科

• 菊地 慶介

  帯広厚生病院臨床病理科

• 菊池 英明

  帯広厚生病院第三内科

書誌事項

タイトル別名

• Clinical efficacy of adalimumab for a postoperative marginal ulcer in gastrointestinal Behçet disease

抄録

症例は63歳，女性．腸管ベーチェット病による胃潰瘍を発症したが，ステロイドおよび免疫抑制剤治療に抵抗性であり胃全摘術を要した．術後吻合部潰瘍を形成し，インフリキシマブを投与したが有害事象により継続できず，アダリムマブに変更したところ潰瘍の治癒を認めた．腸管ベーチェット病に対するアダリムマブの有効性の報告はまれであるが，その効果が示唆された．<br>

収録刊行物

• 日本消化器病学会雑誌

  日本消化器病学会雑誌 109 (5), 774-780, 2012

  一般財団法人 日本消化器病学会

キーワード

• 腸管ベーチェット病
• 抗TNF-α阻害薬
• インフリキシマブ
• アダリムマブ

詳細情報

• CRID: 1390282681378018048
• NII論文ID: 10030651073
• NII書誌ID: AN00192124
• DOI: 10.11405/nisshoshi.109.774
• COI: 1:STN:280:DC%2BC38jgvVSntA%3D%3D
• ISSN: 13497693
• ISSN: 04466586
• PubMed: 22688103
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2012240017
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • PubMed
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可