von Recklinghausen病に合併し肝およびリンパ節転移をともなった十二指腸カルチノイドの1切除例

• 木下 秘我

  兵庫県立加古川医療センター外科

• 衣笠 章一

  兵庫県立加古川医療センター外科

• 常見 幸三

  兵庫県立加古川医療センター外科

• 田代 敬

  兵庫県立加古川医療センター病理部

書誌事項

タイトル別名

• A case of duodenal carcinoid tumor accompanied by liver metastasis and lymph node metastases in a patient with von Recklinghausen disease

抄録

症例はvon Recklinghausen病を有する48歳，女性．十二指腸乳頭部のカルチノイドに対し，膵頭十二指腸切除術を施行した．手術時に肝S3に直径1cm大の腫瘍が存在し核出したところ，カルチノイドの転移の診断であった．また肝転移以外にリンパ節にも転移を認めた．von Recklinghausen病は悪性腫瘍の合併頻度が高く，まれではあるが十二指腸カルチノイド合併の可能性も考慮する必要がある．<br>

収録刊行物

• 日本消化器病学会雑誌

  日本消化器病学会雑誌 109 (8), 1379-1385, 2012

  一般財団法人 日本消化器病学会

キーワード

• von Recklinghausen病
• カルチノイド
• 肝転移

詳細情報

• CRID: 1390282681376499072
• NII論文ID: 130001915732
• NII論文ID: 10030962628
• NII書誌ID: AN00192124
• DOI: 10.11405/nisshoshi.109.1379
• COI: 1:STN:280:DC%2BC38flsFersQ%3D%3D
• ISSN: 13497693
• ISSN: 04466586
• PubMed: 22863962
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2012361261
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • PubMed
  • CiNii Articles
  • Crossref
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可