聴覚情報処理障害(APD)の症状を抱える小児例における聴覚情報処理特性と活動・参加における問題点 Auditory Processing and Problems in Activity and Participation for Children with Hearing Problems

この論文にアクセスする

この論文をさがす

著者

抄録

聴力正常だが聞き取り困難という聴覚情報処理障害(APD)の症状を抱える小児5例を対象に、聴覚情報処理と電気生理、聴覚認知、言語コミュニケーションを含めた総合評価により個々の背景要因について検討し、活動、参加での問題について分析した。この結果、4例は聴覚情報処理検査で成績低下がみられたが、電気生理学的検査において明確な機能障害がみられなかった。また、総合的な評価によりADHDやPDD傾向が疑われる例もあるが、5例中1例は聴覚・言語発達以外の問題がみられず、APD疑いと考えられた。これらの対象児の社会参加における問題は、授業の聞き取りにくさや会話の疎通性の困難などが共通しており、全般的な教育支援を前提として、聞き取り困難に対しては、環境調整、補聴、聴覚トレーニング、視覚的手段の活用という支援方法が、有効と考えられた。(著者抄録)

収録刊行物

  • コミュニケーション障害学

    コミュニケーション障害学 29(2), 122-129, 2012-08-31

    日本コミュニケーション障害学会

参考文献:  22件中 1-22件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10031026006
  • NII書誌ID(NCID)
    AA11835698
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    13478451
  • NDL 記事登録ID
    023983177
  • NDL 請求記号
    Z7-1914
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  IR 
ページトップへ