V.生活習慣病と認知症

  • 島村 宗尚
    大阪大学大学院連合小児発達学研究科健康発達医学講座
  • 里 直行
    大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学講座 大阪大学大学院医学系研究科老年・腎臓内科学
  • 森下 竜一
    大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学講座

書誌事項

タイトル別名
  • V. Dementia and Life-style Related Disease
  • 生活習慣病と認知症
  • セイカツ シュウカンビョウ ト ニンチショウ

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抄録

近年の疫学研究では,糖尿病,高血圧,脂質異常症などの生活習慣病と認知症の関連性が報告されている.これらの生活習慣病は従来,血管性認知症の危険因子とされてきたが,Alzheimer病の危険因子でもある可能性が注目されている.生活習慣病の治療による認知症の発症予防および進行抑制についての結論は得られていないのが現状ではあるが,基礎研究からは有望な結果も報告されており,今後の臨床研究による解明が待たれる.<br>

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参考文献 (17)*注記

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