書誌事項
- タイトル別名
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- Degeneration of ponto-cerebellar tract visualized by diffusion tensor imaging in multiple system atrophy
- カクサン テンソル ガゾウホウ オ モチイタ タケイトウ イシュクショウ ニ オケル キョウ ショウノウロ ヘンセイ ノ ケントウ
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抄録
多系統萎縮症(MSA)における橋小脳路の変性をMRI拡散テンソル画像法(DTI)をもちいて解析し,Hot cross bun sign(HCB)との相関について検討した.早期MSA 3例,進行期MSA 3例,健常人1例を対象とした.健常人ではDTIにより橋小脳路が鮮明に描出されたが,MSAでは全例で描出が明らかに低下しており,進行期例でより顕著であった.また,FA値,ADC値をもちいた定量解析により,橋小脳路の変性を確認した.さらに,DTIをもちいたカラーマップによりHCBの横線部分が橋中央部を横走する橋小脳路の変性を反映した所見であることが早期MSAの生存例ではじめて確認された.<br>
収録刊行物
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- 臨床神経学
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臨床神経学 51 (4), 271-274, 2011
日本神経学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205034839168
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- NII論文ID
- 10031164007
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- NII書誌ID
- AN00253207
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- ISSN
- 18820654
- 0009918X
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- NDL書誌ID
- 11081751
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可