整形疾患術後における部分荷重課題の正確性の特性

• 渡邉 観世子

  首都大学東京大学院　人間健康科学研究科　ヘルスプロモーションサイエンス学域 国際医療福祉大学　小田原保健医療学部　理学療法学科

• 樋口 貴広

  首都大学東京大学院　人間健康科学研究科　ヘルスプロモーションサイエンス学域

• 谷 浩明

  国際医療福祉大学　小田原保健医療学部　理学療法学科

• 今中 國泰

  首都大学東京大学院　人間健康科学研究科　ヘルスプロモーションサイエンス学域

書誌事項

タイトル別名

• Accuracy of Partial Weight bearing on a lower Limb by Orthopedic Patients after Orthopedic Surgery: Effects of Light and Heavy Load Amounts and Lateral Side of Loading Limb
• 整形疾患術後における部分荷重課題の正確性の特性 : 目標荷重量の大きさと荷重下肢側の方向からの検討
• セイケイ シッカン ジュツゴ ニ オケル ブブン カジュウ カダイ ノ セイカクセイ ノ トクセイ : モクヒョウ カジュウリョウ ノ オオキサ ト カジュウ カシガワ ノ ホウコウ カラ ノ ケントウ
• ―目標荷重量の大きさと荷重下肢側の方向からの検討―

抄録

〔目的〕整形疾患術後患者における部分荷重課題の正確性に関与する要因の特性を明らかにした．〔対象と方法〕整形疾患術後患者13名と健常高齢者11名に対して，荷重量（体重の1/3，2/3）および荷重下肢側（患側，健側，および左下肢，右下肢）を要因とした部分荷重課題を行った．〔結果〕整形疾患術後患者では患側に2/3荷重を負荷する条件で，バイアス量と変動性を合わせた総合誤差が有意に大きかった．また患側に1/3荷重を負荷する条件で，有意な過大荷重バイアスを認めた．〔結語〕整形疾患術後患者では，患側に大きな負荷をかける際には，単に荷重誤差だけではなくパフォーマンスの一貫性を促す指導，また小さな荷重を負荷する回復初期には，目標よりも小さな荷重を提示し，過剰負荷を防ぐ指導が必要であることが示唆された．<br>

収録刊行物

• 理学療法科学

  理学療法科学 28 (2), 231-236, 2013

  理学療法科学学会

キーワード

• 部分荷重課題
• 整形疾患術後患者
• 正確性

詳細情報

• CRID: 1390001204646753408
• NII論文ID: 10031171557
• NII書誌ID: AN10472896
• DOI: 10.1589/rika.28.231
• ISSN: 24342807
• ISSN: 13411667
• NDL書誌ID: 024723774
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I024723774
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/28/2/28_231/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2013242368
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可