下肢切断者の在宅支援

  • 大籔 弘子
    兵庫県立リハビリテーション西播磨病院
  • 高瀬 泉
    兵庫県立リハビリテーション中央病院
  • 東 祐二
    兵庫県立リハビリテーション中央病院
  • 手塚 勇輔
    兵庫県立リハビリテーション中央病院
  • 中塚 彩子
    兵庫県立リハビリテーション中央病院
  • 陳 隆明
    兵庫県立リハビリテーション中央病院ロボットリハビリテーションセンター
  • 幸野 秀志
    兵庫県立リハビリテーション中央病院ロボットリハビリテーションセンター

書誌事項

タイトル別名
  • Support and management to obtain independence of ADL at home for lower limb amputees

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抄録

末梢循環障害や加齢により体力低下はみられたが義足歩行を獲得した,大腿切断者3名と両側下腿切断者1名の在宅生活を紹介する.屋外は歩行補助具を使用して義足歩行を行っているが,屋内移動は各自のライフスタイルによって異なる.入院中のリハでは,義足の使用目的と移動方法の確立,「義足を装着したADL」と「義足非装着ADL」の練習・環境調整,義足装着が困難な事態(トラブル)への対応,断端ケアと義足管理の習慣化などが大切である.在宅では,短時間でも義足歩行を継続できるような支援,身体機能・ADLの評価が重要である.義足に関する技術支援が必要な際に,地域支援スタッフから切断義肢の専門スタッフへ連携できる体制が望まれる.

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参考文献 (13)*注記

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