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- 松田 博公
- 東洋鍼灸専門学校顧問・非常勤講師
書誌事項
- タイトル別名
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- On an Encounter of Acupuncture-and-Moxibustion with Natural-healing-energy
- 教育講演 鍼灸と自然治癒力の出逢いをめぐって
- キョウイク コウエン シンキュウ ト シゼン チユリョク ノ デアイ オ メグッテ
- The Message that the Care-of-Health Document "Byoka Suchi (Knowledge that Every Sick Family Should Have)" of the Edo Period Tells Us
- 江戸の養生書 『病家須知』 が告げるもの
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抄録
内外の情勢は、 日本の鍼灸界に日本鍼灸学の構築を要求しています。 日本鍼灸の特色の一つを、 自然治癒力思想を根幹とすることだと考え、 そのルーツを探るのが本発表の課題です。 現在われわれが口にする自然治癒力思想を顧みると、 それは、 中国伝統医学を継承したものではなく、 江戸中期に輸入された蘭学由来のものであるという仮説が浮かび上がります。 幕末に刊行された江戸期最大の養生書 『病家須知』 に記された<自然作用力>というキーワードに着目し、 和田啓十郎の漢方復興運動の論拠となった<自然良能>の思想などを振り返りながら、 日本の鍼灸家が親しんできた自然治癒力思想が、 西洋のヒポクラテス医学のものであることに迫ります。 そして、 江戸期の日本人がヒポクラテス医学の自然治癒力思想を受け入れた背景には、 <邪正一如>という日本独自の治癒力思想があったという仮説も提出して、 検討に供したいと思います。
収録刊行物
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- 全日本鍼灸学会雑誌
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全日本鍼灸学会雑誌 58 (2), 156-165, 2008
公益社団法人 全日本鍼灸学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679525354112
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- NII論文ID
- 10031188615
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- NII書誌ID
- AN00315097
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- ISSN
- 1882661X
- 02859955
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- NDL書誌ID
- 9516949
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可