左背部砂時計型胸壁脂肪腫の1例

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タイトル別名
  • A Case of Hourglass Transmural Lipoma on the Left Back
  • 症例 左背部砂時計型胸壁脂肪腫の1例
  • ショウレイ ヒダリ ハイブ スナドケイガタ キョウヘキ シボウ シュ ノ 1レイ

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抄録

生来健康の71歳,女性.左背部に鶏卵大の腫瘍を自覚し,当院整形外科受診.胸部MRI施行し,胸腔外から第8肋間を貫通し胸腔内に広がる45mm大の腫瘍を認めた.T1,T2強調画像とも高信号で脂肪抑制画像にて信号低下を示したため,脂肪腫と診断.脂肪肉腫は完全に否定は出来ず,完全切除のため,開胸左胸壁腫瘍切除(第8,9肋骨部分切除),胸壁再建術を施行.術後経過は順調.病理ではintramuscular lipoma infiltrating typeと診断された.砂時計型胸腔内脂肪腫は稀であるので文献的考察を加え報告する.

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参考文献 (9)*注記

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